偽装の夫婦 最終回の感想
ドラマ「偽装の夫婦」あらすじ
偽装の夫婦が最終回をむかえました。
ドラマタイトルは理想に×がついて偽装となっていました。
簡単に話をまとめると
幼いころに両親を火事で亡くしたヒロ(天海祐希)は、叔母さんにひきとられました。
ヒロは才能があったために全てを上手にこなすことが出来ましたが、そのために人から妬まれることもしばしば。
愛情を知らず(信じず)に育ったヒロ。
大学時代に出会った超治(沢村一樹)を好きになり、付き合うようになりました。
初めて愛することを知ったヒロ。
ですが、超治には秘密がありました。
それはゲイだということ。
「ヒロとなら大丈夫かもしれない」そう思ってヒロと付き合ったものの、結果ヒロを愛しきれずにゲイだと再確認し、ヒロの前から突然姿を消してしまいます。
ヒロは超治に捨てられて心に深い傷を負い、いつしか本心を言わず、心の声で悪態をつくようになりました。
どんなことを思っていようが笑みを浮かべています。
ヒロは超治と25年ぶりに偶然再会。
超治から母のために結婚するように頼まれ承諾し結婚した二人。
超治はゲイで好きな男の人がいます。
けれど、ヒロは一緒に暮らすうちに超治を好きになってしまいました。
(それまでには色々な話があるのですが・・・)
愛してもらえないのにこのままではいられない。
結局、偽装結婚を解消し、離婚して別々の道を歩みだしました。
偽装の夫婦 最終回
別れてから一年後、お互いパートナーが出来たら会おうと約束した場所で再会。
超治はかねてから想いを寄せていた保くんと
ヒロは好きだと告白を受けていたシングルマザーのしおりさんと
お互い同性と付き合うことになっていたのです。
でも・・・再会してからお互いのことが気になってしまう二人。
結局別れて元さやに戻りました。
周りを振り回して不思議なくらい上手く?まとまりました。
ヒロの身も心も愛したいと言った超治ですが、結局ヒロと関係を持つことが出来ません。ゲイなのでどうしようもないのです。
そして身勝手ながらヒロに別れを切り出すのです。
ヒロはそれでもいいから一緒にいたい。
「ハグしていいか?」「もうしてるけどな」
というのが二人の愛情表現。
それをずっと続けることを条件にそれだけでいいと。
感想
夫婦のかたちはそれぞれ。
ヒロと超治のような夫婦がいてもおかしくない。
お互い深い絆があれば幸せでしょう。
男性と女性でも、男性同士、女性同士でも・・・
でも、超治はヒロと結婚した後も他の男性を好きになり浮気をしているみたいです。
それでも一緒にいるヒロ。
なんだかんだ言って超治のペースにうまく巻き込まれている気がします。
ヒロは心の声を外に出すようになって、思っていることを包み隠さずズバズバと言うようになりました。そんなヒロは超治にも容赦ありません。
お互い本音でぶつかり合っても一緒にいる。
夫婦が友達同士みたいになるともいうし、熟年夫婦みたいな感じの二人だと思います。
そして周りの人が一丸となって二人を応援します。みんな良い人すぎます・・・
フラれた保くんもしおりさんもみんな優しすぎる。
偽装から始まった本当の夫婦。
最終的に二人は理想の夫婦になるのかなと予想していましたが、理想とまではいかなくてもよい夫婦にはなれました。
ドラマによくある単純なハッピーエンドではないけど、それでも二人には合ってましたね。
印象的なドラマだったので感想を書いてみました。