家を建てるタイミングは難しい
数年先はどうなるかわからない
家を建てるのに土地を持っていなかったため、まずは土地探しから始めました。諸事情があり土地を買う場所はある程度決まっていました。もし自由に選べたとしたら・・・もっと融通がきいたことでしょう。しかし、どうしようもないのでその地区で探していました。
家をつくるタイミングは子供が産まれたときでした。動き回るようになる前に広い家に引っ越したいという思いで探しました。実はそのときすでに数年後に開拓する予定のある土地があるのを知っていましたが、数年後じゃ間に合いません。アパートの家賃もありますし、夫は40歳になりローンを組むのにはもう遅いくらいでした。返済は70歳まで続く・・・そんな状態では一刻も早い方がいいですね。貯金もそんなにないのでほとんどがローンになりました。
それから二年後・・・
二年経つとあれだけ探しても見つからなかった地区に売地がぽつぽつ出てくるようになりました。大きな新興住宅地もいくつかできました。
うーーん・・・家を建てるタイミングがちょうど今だったとしたら、もっと選択肢が広がっていたかもしれない。でもこれでいいんです。私たち家族にはあのときしか家を建てるという決断ができなかったのですから。家賃は払い続けていたら二年で140万くらいになっていたのではないでしょうか?
家を持つというのはタイミングがとても重要です。後悔したってどうにもなりません。
一軒家に引っ越したことで二歳の子は動き回ることができます。アパートだったら走る場所がありません。目は届きにくくなったけど、それでもやっぱり自由に遊ぶ広さがあったほうが幸せでしょう。洗濯物を干す場所、収納、何もかもラクになりました。優先すべきは自分たちの生活です。