夢のマイホーム ローコスト注文住宅を建てた人の日記

ローコスト住宅について語り日々の暮らしを日記にします

もしも1千万円当たったら・・・

1千万円当たったらあなたならどうする?

 

学生の頃、外国語の授業で「1千万円当たったら何をするか言ってください。」

というのがありました。

 

私は「家を建てる」と言いました。

実家は築30年以上経っていて、雨漏りしたり、床がブヨブヨしたり、そのたびに色んなところを直していきましたが、もう限界だなと感じていました。

 

その頃の私は1千万円で家を建てることができると思っていました。実際はもっとかかるのに。

 

1千万円で家は建たない!?

私にとって1千万円なんて金額は夢のまた夢で、全く想像できないものでした。

だから「家が建つ」と思っていたのです。

 

祖母と父は宝くじを毎回たくさん買っていました。「夢をみているんだ」そう言っていました。「買わなきゃ夢がみれない」

 

結局いつもハズレで最高3,000円でした。金額にすると何十年間の総額だと相当なものだったと思います。子供の頃は宝くじのはずれ券の束でままごとして遊んでいたくらいですから。

それでも『夢』をみる楽しみがあったのは幸せな事だったのだと思います。

 

祖母たちがよく宝くじが当たったら家を建てると言っていたから、私にとってマイホームは夢のまた夢でした。

 

また当時はパパまるハウスの880万円で家が建つというチラシをよく目にするようになり、880万円でも家が建つのだと思っていました。しかしオプションを追加していくともっとかかるんですよね。

 

土地代もかかる

家を1千万円以内でおさめようとすると、小さな家になるのはもちろん、色々と我慢しなきゃいけない部分が出てきます。

 

そして、すでに持ち家がある方や土地を持っている方以外は土地も買わなくてはいけません。土地と建物で1千万円というのは現実的には厳しいのです。

 

結局私も土地代が家と同じくらいにかかってしまい、3,000万円以上のローンを組むことになってしまいました。

 

宝くじに当たらなくても家が建てられる

ローンというのはすごいもので、すぐにお金を用意できなくても家が建てられます。

もちろんローンを借りると利息を支払はなくてはいけません。それでもよっぽど貯金がない限りみんなローンを組んで家を建てています。

 

私にとってマイホームを持つのは夢のような話でしたが、「夢はそんなに夢ではなかったのだ」と気づきました。

 

マイホームを手にした今「この夢を手放さずに済むように働かなくてはいけない」ただそれだけです。